2024/12/21
漆芸 大角裕二
早いもので高校を卒業して蒔絵職人に弟子入りして44年、
日本伝統工芸展に出品するようになってからでも33年経ちました。
作品の製作は多くの手間と長い時間を要します。
蒔絵や塗りの技術を取得するのにも長い年月と努力が必要で
私もこの世界では、まだ々若輩ものです。
漆芸技術研修所で作品創りのすばらしさを知ってからは、
自然の造形の美しさ、動物や植物が見せる表情や生命力をいつも体で感じ、創作し
楽しみながら日常を過ごしています。
故松田権六氏の「人に学ぶ、物に学ぶ、自然に学ぶ」の言葉にあるように
色々なものを見て学び、それを自分なりに消化し独自の表現が
出来るようになりたいと思っています。
満足のゆく作品はなかなか出来ませんが、自分なりに長い月日と労力をつぎ込んだ
作品が、展覧会等やこのホームページで御覧頂ければ幸いです。
御感想を、で頂ければ大変嬉しく思います。
(匿名でのご質問はお答えしかねますのでご了承願います)
作品販売、製作の御依頼等にも応じますので御希望の方はメールで御相談ください。
作品に限らず漆の事で解らない事,質問にも私の出来る限りお答えしたいと思います。
何でもお気軽にどうぞ。
略歴
2024/12現在
昭和36年 | 1961年 | 輪島市に生まれる |
昭和55年 | 1980年 | 蒔絵師鈴谷鉄五郎に師事 |
昭和60年 | 1985年 | 兄大角稔秋氏にきゅう漆技を習う |
平成元年 | 1989年 | 石川県立輪島漆芸研修所入学 |
平成3年 | 1991年 | 第39回日本伝統工芸展初入選、以後29回入選 |
平成5年 | 1993年 | 漆芸技術研修所卒業「日本漆工協会総裁賞」受賞 |
平成6年 | 1994年 | 第34回石川の伝統工芸展初入選、以後入選 |
平成7年 | 1995年 | 第11回日本伝統漆芸展初入選、以後入選 |
〃 | 〃 | 第50回石川県現代美術展初入選 |
平成8年 | 1996年 |
社団法人日本工芸会正会員に認定 |
〃 | 〃 | 銀座画廊にて二人展開催 |
平成12年 | 2000年 | 中国美術館にて「日本国石川伝統工芸美術北京展」出品 |
平成13年 | 2001年 | 蒔絵箱「狐」石川県立輪島漆芸美術館御買い上げ |
平成14年 | 2002年 | 第41回輪島塗見本展「輪島市議会議長賞」受賞 |
平成24年 | 2012 | 第50回石川の伝統工芸展「北國新聞社長賞」受賞 |
〃 | 〃 | 第50回輪島塗見本展「輪島市長賞」「輪島塗技術保存会長賞」受賞 |
平成25年 | 2013年 | 第30回日本伝統漆芸展「奨励賞 輪島漆芸美術館賞」受賞 |
平成26年 | 2014年 | 第61回日本伝統工芸展「文部科学大臣賞」受賞 |
平成29年 | 2017年 | 第64回日本伝統工芸展「日本工芸会奨励賞」受賞 |
平成30年 | 2018年 | 第65回日本伝統工芸展 第1次監査委員 |
〃 | 〃 | 第59回石川の伝統漆芸展 監査委員 |
〃 | 〃 | 日本伝統漆芸展35回記念展「漆-urusi-伝統と革新」展出品 |
令和2年 | 2020年 | 第37回 日本伝統漆芸展 「奨励賞 輪島漆芸美術館賞」受賞 |
令和3年 | 2021年 | 第38回日本伝統漆芸展 監査委員 |
令和4年 | 2022年 | 第39回日本伝統漆芸展「奨励賞 熊本県伝統工芸館賞」受賞 |
令和6年 | 2024年 | 第42回日本伝統漆芸展「東京都教育委員会賞」受賞 |
令和7年 | 2025年 | 銀座和光にて「いしかわの工芸漆と陶」出品 |
現在 | 日本工芸会 正会員 日本工芸会 石川支部 常任幹事 石川県立輪島漆芸研修所助講師 輪島塗技術保存会会員 〒928-0062 石川県輪島市堀町3-34-6 (大角漆工芸) 大角裕二 |
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