| 2023年作品 漆芸 大角裕二 |
第70回日本伝統工芸展

蒔絵六角箱「夕波」
輪島の鴨浦海岸に岩がゴロゴロと連なる不思議な景色があります。
初夏の夕暮れ時、その突端から太陽が海に沈む直前の風景。
金色に輝く太陽と波に映る光を溜塗の技法で表現しました。
蓋をとると、家路を急ぐように飛ぶ海烏が現れます。
第63回石川の伝統工芸展
蒔絵六角箱 「流れ行く」
毎年お盆の時期になると、林道沿いの小川近くを漂う羽黒蜻蛉に出会います。
色鮮やかな緑の中をひらひらと真っ黒な羽をはばたかせ、静かに舞う姿は神秘的で魅了されます。
神様蜻蛉とも言われれますが、正に神仏のようで悠久の彼方から現生に現れたようです。
永久に続く水の流れと重ね合わせてデザインしました。
第40 回日本伝統漆芸展
蒔絵箱「行く春」